母の家には防犯カメラを設置しています。
最初は父が玄関側に設置しました。防犯カメラとスマホを連動させて、門扉を開けて入ってくる人影をカメラが捉えると、スマホにアラートが飛んできて、誰かがきたことがわかるようになっていました。
父はスマホの画像を母や私に見せて自慢げでした。
父は入院しているときも、病院のベッドで、今日は家に〇〇がきた、と出入りを確認していましたが、入院中に防犯カメラがつながらなくなったそうです。
退院後、あれこれと試したようですが、結局だめだったようで、新しいカメラに買い換えました。
この新しいカメラの設定に父が手こずったようで、なかなかうまくいかずイライラとしている父を、母は見かねて「ねおきにやってもらったら?」と進言したようですが、父は激怒して般若のような形相で母をにらみつけたそうです。長い間ともに暮らしてきたが、あんな怖い顔を見たのは初めて、と母はこぼしていました。最後はすごい防犯カメラへの執着でした。自分が入院して不在にしている間の家のことが、よほど心配だったのだと思います。
結局、2代目カメラは父によって稼働されることなく、設定するところから私に引き継がれることになりました。これも父のレガシーですね。
私が2台目を設定して使えるようなった後です。何も音が鳴っていないのに、「外で音がする、あのカメラが鳴っているに違いない」と母が言い出しました。
どうやら、父が設置に手こずっているときに、防犯カメラから大きな音が出て近所に響き渡り、止まらなくなったことがあったらしく、それがトラウマになっているようでした。
「何も鳴ってないよ」「いや夜になったら聞こえる」の問答を繰り返したあと、「今鳴っている」と母が言うタイミングに遭遇しました。
よく聞いてみると、それは虫の鳴き声でした。母に「これは虫の鳴き声だよ」と言いましたが、母は「虫がそんな大きな音で鳴くはずがない」と頑張ります。
虫のそばまで連れて行き、音源までしっかりと確認をさせて、最後は納得させましたが、こういった思い込みも老化のせいでしょうか、それとも認知症の前兆?
母の老化はともかく、最近何かと物騒ですし、父が亡くなって心配になったので、裏の庭側にも防犯カメラを設置しました。数千円出せば高性能のカメラが手に入るのはすごいことです。24時間監視でカメラに人体が映ると、私のスマホにアラームで知らせてくれます。
庭は南面で日射がよいため、ソーラーパネル一体型のカメラにしました。配線を考えなくてよいのでありがたいです。もちろんバッテリー切れにはなりません。
母は花が好きなので、毎日庭いじりをします。ひょこひょこと歩く母の、白髪染めをやめて円形に白くなった頭頂部を毎日スマホで眺めています。
今のところ、防犯カメラとしてではなく、母の生存確認に役立っています。
父も天国で、穏やかな表情でスマホをいじりながら見ていることでしょう。「今日はねおきが来たな。」
【Amazon】で見る![]() | 新品価格 |
| リスク資産 種類 | 元本(円) | 現保有額(円) | 損益(円) | 損益計(円) | |
| ① | FX~機械的デイトレード | 2,500,000 | 2,484,499 | -15,501 | 44,145 |
| ② | FX~高スワップ狙いトルコリラ保有 | 450,000 | 539,570 | 89,570 | |
| ③ | Vポイント投資信託 HSBCインドインフラ株式オープン | 335,349 | 336,598 | 1,249 | |
| ④ | 仮想通貨(ルナクラシック) | 80,000 | 48,827 | -31,173 |
退職まで772日



