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ツクツクボウシがいなくなった

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季節を教えてくれる生き物たち

私が住んでいる大阪のマンションは、敷地内にちょっとした自然があって、都市部に生息している生き物たちが季節感を運んできてくれます。春は毎年ウグイスがやってきて、鳴き声を聞かせてくれます。年によって唄のうまさに個鳥差があるのも面白いものです。「その唄ではメスがなかなか寄って来てくれへんで。もっと練習せんと。」という年もあれば、今年のようにとても上手に鳴いて楽しませてくれる年もあります。最初の「ホ~」に続く「ホケキョ」をどれだけ滑舌よくリズム感よく発声できるかが、上手い下手の分かれ目でしょう。

夏には蝉の大合唱があります。7月初めぐらいから鳴き始めて、本格的な夏の到来を教えてくれます。8月終わり頃になると、ヒグラシやツクツクボウシがトリを務めて夏が終わっていきます。

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今年もツクツクボウシの声が聞こえない

ところが、昨年ぐらいからツクツクボウシの鳴き声がほとんど聞こえなくなりました。今年も9月に入った現在まで、聞けていません。ツクツクボウシは1~2年で成虫になるそうなので、2年連続でいないというのは、どうやらこれまでと同じではない状況になっている可能性が高そうです。

テレビで女子ゴルフを見ていると、箱根で行われている試合では、バックサウンドでツクツクボウシが大合唱をしていましたので、いるところにはいるようです。

気になって調べてみると、都心部では減ってきているようで、その原因は舗装で土が少ないこと、ヒートアイランドによる土中温度の上昇、クマゼミなどほかの蝉の台頭といったことのようです。

しかしながら、私のマンションの自然環境はここ20年そんなに変わっていないので、やはり温暖化による影響を受けているのではないかと想像しています。

ツクツクボウシの大移動が始まっている?

ツクツクボウシは寒さに弱い蝉だそうです。それゆえ、北海道ではもともとツクツクボウシが少なかったそうですが、最近は道内のいろいろな場所で鳴き声が聞こえるようになっているようです。暑さに強いはずのツクツクボウシでさえ、この暑さには耐えられなくなって、北海道に生息圏を移し始めている、と考えることもできそうです。

その生息圏の移動は、ただ単に酷暑地域のツクツクボウシが絶滅していっているだけなのかもしれませんが、もしかしたら、幼虫時代に土の中にいたときの暑さに我慢ならず、「こんなところに子どもを住ませるわけにはいかん。」と決意して、成虫になって飛べるようになると同時に、少しでも涼しい場所に飛んでいって産卵をしていたりしたら、生存本能に突き動かされた行動力に拍手です。

ツクツクボウシに見習うべきか

温暖化によって7月、9月の気温が8月の気温にどんどん近づいてきており、避暑を真剣に考えなくてはいけなくなるのでは、と過去の記事で書きました。

陸上ではクマが都市部に出没するようになり、ツクツクボウシは都市部からいなくなる。海産物は明らかに取れる場所が変わってきているようです。もっと調べていけば、これまでとは大きく異なる活動スタイルへと切り替えている生き物たちがたくさんいるのではないでしょうか。みな、生存本能を働かせて生息地をシフトし始めている。

仮定の話になりますが、今エアコンがこの世からなくなったら、人間はどういった行動をとるのでしょうか。子どもの頃、私の家にエアコンが設置されたのは、1977年ぐらいだったと思います。それまでは扇風機で夏を乗り切れていました。現在の大阪では、暑さに対する忍耐力が低下していることもありますが、エアコンなしの扇風機だけで生活することはとても厳しくなっていると思います。また、最近は下手にエアコンのない環境にいると熱中症になって、最悪死にもつながります。もしエアコンがなければ、きっとみな涼しい場所に移動するのではないでしょうか。

大げさですが、私たちが1年を通じて大阪に住めるかどうかは、エアコン次第ということにすでになっているわけです。一方、温暖化は想定以上の速さで進んでいます。これから先を考えると、このまま何も策を打たずにいていいのかどうか不安になります。

望むべくもない戦争に巻き込まれ、ウクライナ戦争のように発電所をドローンなどで攻撃されて、夏に電力供給が滞ったら、果たして大阪人は生きていられるのでしょうか。

私たち夫婦は余生が限られているので、ギリギリ大阪で乗り切れるとしても、子どもたちはまだまだ先が長い人生です。もし孫ができればもっと先のことを考えなければなりません。

ツクツクボウシが大阪でいなくなって北海道で増えているように、冗談抜きで、大阪人が北海道に移住するということを考えなければならない時代が、そう遠からずやってくるような気がする夏となりました。

まだ地価が安いうちに、子どもたちのために北海道に土地だけでも押さえておいてあげたいところですが、そんな余裕はありません。悪しからず。

リスク資産 種類元本(円)現保有額(円)損益(円)損益計(円)
①FX~機械的デイトレード2,500,0002,399,729-100,271-108,527
FX~高スワップ狙いトルコリラ保有450,000496,39046,390
③Vポイント投資信託
HSBCインドインフラ株式オープン
345,363335,313-10,050
④仮想通貨(ルナクラシック)80,00035,404-44,596

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